3度の旅行より飯が好き

mustbenuts

travel diary with useful tips!

MENU

【静岡 / 大井川鉄道】絶景の湖上駅に吊り橋!とろとろ温泉も!

一度乗車してみたかった大井川鉄道 湖の上に止まる列車の姿を、見たことがある人も多いはず。

これからの紅葉の季節におすすめの絶景旅

【1日目】湖の上で降車!とろとろ温泉も!

都内~千頭駅

新幹線を使えばあっという間につく静岡。 私のように節約したい方は在来線で行けちゃうのでおすすめ。

大井川鉄道の始発である金谷駅へは、都内から4時間ほど。 途中で小田原や熱海を通過し、さらに西へ向かう。

浜松の手前で下車し、いざ大井川鉄道へ!

始発駅だからお店とかあるかと思ったら何もなかった。朝ごはんを食べてくるべし。

今回は土日で行ったため、2日間電車とバスを自由に乗り降りできるフリーパスを購入。
4,900円とお高めだが、これで足に困ることはなし。大井川周遊きっぷの詳細はこちら。

列車はかなり古く、いすをたたいたら埃が舞いそうな感じ。いい味出してる。

途中には、いかにも静岡な感じの風景。

この路線は途中の「千頭」まで1時間半、そこから乗り換えて終点の「井川」まで1時間半、合わせて3時間ほど。

後半の路線は日本で唯一のアプト式を採用している路線とのこと。いろいろ調べたけどピンときたようなこなかったような感じ。

大井川鉄道を満喫

乗り換え地点の千頭に到着! 飲食店やお土産屋などが並び、栄えていた駅。

トーマスもいた。課金すればSLにも乗れるそう!

今日の宿は大井川鉄道後半にある寸又峡温泉のため、千頭駅で降りることなく、さらに北上。

千頭から先の路線はトロッコ列車のような感じで、風がめっちゃ入ってくる。要防寒。 前に行った黒部峡谷鉄道みたい。

こんな感じで、車内をアナウンスしてくれる車掌さん。
天井が低いのでかがんでいる。

途中のアプトいちしろ駅では、アプトを拾います。結合で数分止まるため、降りて観に行くことも。
次の駅で切り離すけど。急勾配を登っていくのは大変みたい。

湖の上で降車!橋の絶景に感動!

そして、初日の目的地である奥大井湖上駅に到着!
いくつも橋を遠目にみてきたが、今回は橋の上で下車し、さらには橋を歩いて渡ることもできる!!

多くの観光客が降りるため、湖の上にカフェを併設してた。ハンモックもあり快適に過ごせそう。

こんなところで休んでいるわけにもいかず、橋を進み、全景を観られるスポットへ急ぐ!次の列車までは45分ほど。

片道20分弱の山道を進んでいくと。

写真で見たことあるやつ!!絶景。 途中はかなり急な階段だったので、疲労も相まって若干の感動を覚える。

都内を出発して7時間くらい経ってた気もするけど、来てよかったの一言。

寸又峡のとろとろ温泉に癒される

その後、寸又峡温泉へのバスが出ている「奥泉駅」まで戻る。
いつものように何も食べていないことに気づいてたが、やはり駅には何もなく。 辛うじてやっていた駅中のスーパー的なところでお菓子を購入。
おじいちゃんがやっていてかわいい。3割くらい賞味期限切れてた。

その後、バスに乗って今日の温泉へ。ここは強アルカリのとろとろ湯が有名とのことで決めた宿泊地。今回泊まったお宿はこちら。

念願の夕飯!!メインディッシュは鹿鍋! 味噌の味付けがしてあってやたらおいしい。このために何も食べてこなかったという後付け。

夜に散策しようと思っていたけど、真っ暗で特に訪問するところもなさそう。翌日も早いので就寝。

【2日目】夢の吊り橋に感動!

吊り橋にはしゃぐ

ペンションということもあり、朝ごはんは7:50に固定。逆算して6:00に起床。

早朝ウォーキングをしながら向かった先は吊り橋!温泉街から歩いて20分ほど。

混雑時には結構並ぶ様子。紅葉の時期は要注意。歩くとこが細すぎて一方通行な時間帯もあるとのこと。

湖の水色と橋!めっちゃきれい。

そして対岸へ渡る。思ったより揺れる。橋を揺らして渡る余裕がないくらい。

混雑時には大回りして帰らなければならないので、余裕がある時期に来るのもアリな気がしてきた。

後続で人が渡ってきたので、対岸に人がいないことを確認し戻る。
写真を撮るのが一苦労。でもきれい。

寸又峡温泉街を通り、宿の朝食を済ます。

途中に演奏できる鉄琴みたいなのもあった。cmで見たことある「いい湯だな」の楽譜。オクターブを叩けないため、1行目から演奏できず。

接阻峡温泉もとろとろ

バスに乗って奥泉駅へ戻る。列車まで時間があったので、周辺をぶらぶら。

おじいちゃんおばあちゃんが茶葉を摘むシーン。心が洗われる。

今日の目的地をなんとなく、「接阻峡温泉」にしていたため、湖上駅を超えてさらに北上。

周りの乗客も降りると思ったが、誰も降りず!
みんな終点の井川まで行くのか?!と降車後に思う。

駅を出て5分ほど歩くと、温泉街へ。といっても公衆浴場と、吊り橋が8つほどある(楽しそう)。

とりあえず温泉に浸かる。寸又峡と同じく、とろとろのお湯! 観音温泉、中山平温泉に次ぐ美人湯な気がした。当社調べ。

終点の井川へ!

吊り橋に行こうかと思っていたら、なんとバスを発見。
行先は「閑蔵駅」。どこ。 かと持ったら終点の井川の一つ手前。だったら終点まで出してほしい!と思ったり。

しかも、鉄道はゆっくりなためかなり時間がかかるが、バスだと5分ほどで着いてしまうとのこと。

アクセスをミスらなければ終点にも行けるというハッピーな展開を予想し、バスに乗車。 駅と温泉街の真ん中らへんに、接阻峡温泉のバス停あり。

時間通りにバスが来て、そのまま閑蔵駅へ。ここはいかにも無人駅。

その後、バスを乗って先回りしなければ乗れなかった列車に乗り、終点へ! アクセスの都合上、ここでの滞在は30分か2時間半。行ってから決めようと思っていた。

1駅なのに20分ほど乗車し到着。やはり終点ってなんかいい。
朝食のときに、隣に座っていたおっちゃんからもらった散策マップを片手にぶらぶら。

廃線跡とか大仏とかあっておもしろそう!!と思ったら歩いて30分以上かかるみたい。 おっちゃんも車で回っているって言ってたな。

とりあえず駅近のダムと展示館を観て、駅に戻ることに。終点に来た達成感が勝った瞬間。

大井川鉄道に乗って都内へ帰還

再びバスを使うと早めに帰れることを知る。バスすごい。車内アナウンスでも紹介していた。

その後、一気に千頭駅まで戻り、ちゃんとした昼食。人がいっぱいいてなんかいい感じ。

茶畑を横目に金谷駅まで戻り、JRで都内へ帰還。新幹線に乗りたい気持ちを抑えつつ。

おわりに:絶景と温泉を満喫!

紅葉の季節ではなかったが、湖と木々の色のコントラストが美しく、橋を渡らないと感じることのできない達成感を味わうことができた!
温泉の泉質もとろとろで、疲れを癒せること間違いなし!

Sponsored Link