3度の旅行より飯が好き

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【山口 / 湯田温泉】女将劇場は必見!!小倉に門司港、秋吉台も!

夏。といえばフェス。

音楽フェスに行って刺激をもらうことがたまらなく好き。

早くフェスで騒げるようになりたい。


今回は山口県wildbunchフェスに行くために、湯田温泉に宿泊した旅日記を紹介。

小倉門司港巌流島秋吉台も盛り込んだボリューム満点な旅日記!

【0日目】羽田空港北九州空港

仕事終わりに羽田空港へ。
金土日の3連休。木夜に北九州へと飛び立つ。
22:00羽田発、23:40北九州着。金の朝発だと時間もったいないから!

山口のフェスに行くなら、本来なら山口宇部空港から入るべき。
しかし!北九州からも十分に行ける距離で、見どころ満載(予想)とのこと。
なら九州寄っちゃうでしょう!という作戦。

23:40に到着して0時ころ空港の外へ。 近くの東横イン北九州を予約。

歩いて行けそうじゃん。と思ったら、5分ほど歩いたところで車に抜かれ声を掛けられる。
東横インご宿泊ですか?」

送迎車あったんかい。

車に乗せてもらい、あっという間に東横イン
なんと1泊驚きの2,900円!速攻寝る。

【1日目】北九州空港~小倉~門司港~巌流島~湯田温泉

北九州空港~小倉

破格の東横インにもかかわらず、朝食つき
回復したところで再び北九州空港へ。ここからバスで小倉へ向かう。
北九州空港から小倉へのバス時刻表はこちら。直行バスで30分ちょっと。
夜までに本州に上陸していれば問題なし!ということで九州で遊ぶことに。

小倉では小倉城や駅周辺で遊べる。

暑いからすぐへばる。もう電車乗りたい。

門司港へ!レトロな駅舎!

そこから電車で15分程度。駅舎がきれいなことで有名な門司港へ!
港町でもあり、とてもおしゃれ。

船が渡るために真ん中が分かれる橋もある。

海風もあり、そんなに暑くないのもいい。

紙芝居屋さんも来てた。

大人から子どもまでいて、ほっこり。
お土産屋さんや観覧できる洋風の建物ビール工場見学もあり、散策するのには最適!

たまにはグルメを、ということで名物の「瓦そば」をいただく。

朝ごはんいっぱい食べたし途中ビール飲んだしで苦しい。

ショッピングできるところもあり、文句なし!
海を見ながらまったりするのも嗜好。

巌流島に上陸!

このまま九州を出て本州に向かおうとすると、巌流島行きの船を発見。

巌流島を経由して本州に上陸できるとのこと。一石二鳥!
船の時刻表はこちら。
16:00門司港発に乗って、16:55巌流島発で帰還。結果的には十分な滞在時間。
2人の剣豪が戦っている。

PS2戦国無双ではよく武蔵を使ってた記憶。

そういえば、乗船場の近くにあった焼きカレーも買ってた。名物らしい。
お腹はちきれそうだけど、持ち帰りオッケーとなったら買うしか。
巌流島発のフェリーの中で食べた。 あと3時間くらいで宿の夕飯。

湯田温泉へ!

さていよいよ本州上陸!

なんか駅なくね?どこ?唐戸市場?!
ここから下関駅まで3km弱あるとのこと。早く言ってほしかった。

海沿いを散策して向かえばすぐだけど!
電車の接続的に市場をゆっくり見られず。楽しそうだったのに。
下関駅からは乗り換え含め、2時間弱の湯田温泉へ。
温泉というだけでテンションあがる!

到着したときは真っ暗。でもお腹はいっぱい。
駅から10分程度で宿が密集してる温泉街へ着く。がんばって夕飯を済ませる。

ここの宿に決めたのは、「女将劇場」があるから! ネットの予約段階から気になってたやつ。
女将劇場がある湯田温泉のお宿はこちら。

21:30から劇がスタートするとのことで、フロント前に敷かれたシートの上に座る。
家族連れからカップルまで多くの方が観覧。

内容はまさに喜劇!
おばあちゃんが体を張っていろいろアホなことを披露してくれる。
お客さんも巻き込みつつ、バイトと思われる大学生をうまく使っている。

手作り感満載のアイテムは年季が入っていたり、手品みたいなのもタネが見え見えだったり。

お客さん全員大爆笑。

劇の間には、ちょこちょこおばあちゃんのMCが入る。
もう75歳になるとのこと、10代で旅館の女将となり、この女将劇場を始めたこと、毎日欠かさずステージに立っていること。

「月曜から夜更かし」には何度も取材されているみたい。

それからどんな想いでこの劇をやっているのか。
「私がアホなことをやって、みんなを笑顔にしたい。」
50年以上も同じことを継続する力に感心するとともに、おばあちゃんの生き方に心を打たれていた。

気がつくと涙が。
みんな笑ってるのに!
自分が一番びっくり。

最後には自身の髪に墨をつけ、巨大な半紙に文字を記していく。
この歳になると髪を伸ばすのも大変なのかなと余計な心配をしつつ、「この芸をするために髪を伸ばしてるんです!」とにっこり。

泣けてしまう。

終演後、おばあちゃんは墨で真っ黒。その姿にも目頭が熱くなる。
いてもたってもいられず、本人に感謝を伝えている自分。
おばあちゃんは優しく見守ってくれてた。気がする。
握手していただいた手はほんとに小さくて、またこみ上げてくるものが。

みんなを笑わせようとしてるエンターテイナーだったのに、1人の人生の大先輩として接してくれた。
2ショットとともに、おばあちゃんとの出会いは一生の宝物に。


その後、1日の汗を流すために温泉へ。
温泉で隣にいた方が若い大学生ぽく、こちらの宿でバイトされてるんですか?と声をかけてみる。

ちがった。全然お兄さんだった。

明日のフェスに行くために宿泊してるとのこと。
そうだった!自分もその1人だった!
好きなアーティストの意見交換をし、明日会えたらいいですね〜みたいな話をした。気がする。

入浴後もおばあちゃんのことが気になり、いろいろ調べてみる。
バイトの募集もしてる。お近くに住んでいる方は心からおすすめしたい。

大変なのかもだけど、突き動かされるものがきっとあるはず!

【2日目】wildbunchフェス!

目が腫れぼったい朝。
しかし!今日はフェス!湯田温泉駅に戻り、新山口駅

10:00過ぎには着いたが、フェス会場行きにはやはり列ができていて、バスを4,5台見送る。
並んでから15分程度で乗車、直行バスで会場へ。

海風が涼しく、ロッキンとはまた違った味わい。
会場奥には砂浜アスレチックも!涼みながら休憩することもできる。

フェス名物の屋台で食事を取りつつ、1日中はしゃぐことができた。
ゴールデンボンバーに始まり、打首獄門同好会で終わるという、エンターテインメントな1日!

打首がアンコールで「踊るぽんぽこりん」をやってたが、バスが混雑する前に!ということでピーヒャラで戻る。

並ぶことなくバスに乗れ、疲労困憊の足を労う。
新山口駅から再び乗り換えて、湯田温泉へ。連泊は荷物を置けるから楽。

今日も女将劇場にちょっとお邪魔する。
昨日とは違う宴会場、むしろ昨日がイレギュラーでフロントでの披露だったそう。

コンテンツも所々違う箇所があった。 おばあちゃん何パターンのネタを持ってるんだ。

終演後は、まさかのおばあちゃんからの声かけ。
「今日も来てくれてありがとう!」と。 かっこいい。また訪れたい。

【3日目】湯田温泉秋吉台宇部空港

湯田温泉街を散策

宿をチェックアウト後、湯田温泉の街並みを堪能。
中原中也の故郷とのことで、記念館にも訪れた!
かなりイケメン。
ぶらぶら散策するにはちょうどよい温泉街。

秋吉台へ!カルスト台地

散策後は再び新山口駅に戻り、旅の締めくくりへ。
バスに乗り換え、秋芳洞へ! 新山口駅から秋芳洞へのバス時刻表はこちら。

秋芳洞に着いて、新山口で「しゅうほうどう」と言われたので、
到着後の受付でそう呼んでみる。
「あきよしどうですね、ハハ」みたいな言い方をされる。どっちやねん。
カルスト台地、観てみたかった。
受付後に、秋吉台へ向かう道を通り鍾乳洞へ。
さみいさみいとお決まりの台詞を口にしつつ、秋吉台へ!
スポットの詳細はこちら。

鍾乳洞を抜け、坂を上っていくと、眼下に広がる大自然

これがカルスト台地!広い!
いろいろなトレッキングコースがあるようだけど、時間の都合上、一番短いやつに挑戦。

出発!マップに沿って歩く。

迷子になる。

これ道あってんの?がひたすら続き、スタート地点の周辺をうろうろすることに。
まあ十分楽しめた。カルスト台地、大満喫。

近くにあった博物館にも立ち寄る。 こういう博物館系はテンションあがる。
ジオパークなので、地層の成り立ちや住んでいる(た)動植物について知識を深められる。 何より入館無料!

その後さみいさみいと言いながら鍾乳洞を抜け、バス停へ戻る。
セメントで有名な宇部へ。

帰りの飛行機はこちら。
 山口宇部発 ― 東京(羽田)着
 スターフライヤー SFJ016(20時05分 ― 21時45分)
 ¥ 17,290

おわりに:湯田温泉の女将劇場は必見!

フェスを中心としたプランだったが、温泉観光だけでなく、涙を流すほどの感動に出会えた旅!

心を突き動かす体験に期待して、またどこかへ出かけてしまう。

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