3度の旅行より飯が好き

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【東京 / 八丈島・青ヶ島】断崖絶壁の「絶海の孤島」へ!就航率50%!?

羽田空港から1時間弱。 手つかずの自然が残る亜熱帯の離島八丈島へ! また、絶海の孤島「青ヶ島へも上陸!船の就航率が50~60%で、旅程が狂う可能性大!

多くの方との「出会い」で溢れていた、東京の離島旅!

【1日目】八丈島へ!ノープランでもなんとかなる!

メイド喫茶通いのお兄さんとの出会い

八丈島へ上陸!羽田からあっという間。 いつものごとくノープラン。とりあえず観光案内所へ。

すると同じくリュックを背負ったいかにもトラベラーなお兄さんを発見。 互いにノープランということで意気投合し、なんとなく港の方へ一緒に進む。 4つ上で、メイド喫茶に通っている男前なお兄さん。おもしろい。

八丈島にはレンタサイクルをしているお店が結構ある。 お兄さんとフィーリングで選ぶ。3日間レンタルで3,000円。 「返すときは適当にその辺置いておいて~」とおっちゃん。島って感じ。

特にプランを決めていなかったので、島の南端をサイクリング アップダウンがきつくてすぐに汗だく。電動にしなかったことを後悔。 しかし、ツーリングも楽しい。

途中の商店で買い食いしたりしつつ(楽しい)、日が暮れてきたので一旦解散。 互いに宿舎へチェックインし、再び合流して夕飯を食べようという計画。 連絡先を交換していたので問題なし。

しかし、約束の時刻になっても、集合場所にお兄さんは現れず。 まあこれも旅っぽくて楽しい。適当に夕飯を済ませる。 今回お邪魔したお宿はこちら。

後から聞いてみると、宿舎が山の上すぎて電波がなかったとのこと。ウケる。

青ヶ島の情報収集

明日のことを調べます。天気は晴れ! ということは、青ヶ島に行ける!!

あおがしま丸が就航するかどうか、朝7:00の島内放送で流れる。平和。 少しでも波が立つと欠航となるそう。

ヘリが絶対ではなかった!青ヶ島への交通手段と就航率 - アートな 引用:https://artna.jp/trip/aogashima-transportation/

ネットで見るより、データ上の就航率はよかった。 ただ、宿舎の予約をしないと乗船できないので、とりあえず宿に片っ端から電話掛け。 なんとか「民宿 杉の沢」の予約が取れた。安堵して就寝。

【2日目】青ヶ島を目指す!多くの出会いがありました。

絶海の孤島へ向け出港!

朝7:00の島内放送が流れる。あおがしま丸就航!予想通り! 船が出航する底土へはチャリですぐ。 駐輪場っぽいところはなかったけど、その辺に駐輪。

受付みたいなところで、乗船カードに名前や電話番号を記入。片道2,590円。 このときに宿泊する場所を訊かれた。

9:30に出港!世界的にも珍しい二重カルデラの島へ! 全員2等の雑魚寝で、思い思いの時間を過ごしている。

めっちゃ揺れる。 いろいろ船には乗っておりますが、若干酔ったのは初めて。 ハンターハンター1話のくじら島出航後みたい。強くありたい。



引用:https://shonenjumpplus.com/episode/10833519556325021975

天然の地熱窯にテンションぶち上がり

無事に到着!コンテナに乗り込み、クレーンごと釣られて上陸 おっちゃんがやたら「写真は撮るな」と言っていたので、着岸直前の写真。

宿の送迎に乗り、いったん宿舎へ。 まだお昼前であったので、島内を散策!

その後、島で唯一の商店で野菜を購入。

地熱窯!!天然の蒸し器! 玉ねぎがめっちゃ甘くなった。

野菜を蒸していると、あおがしま丸に乗っていたお姉さんと鉢合わせ。 会話から同じ宿舎に泊まっていることが判明。 レンタカーも借りていたようで(賢い)、帰り道は乗せてもらった。

宿で出会ったみんなと天体観測

宿の夕食。島寿司と明日葉の天ぷらが絶品

また、この宿の宿泊客全員が一人旅であることが判明。 私が最年少で、上は40歳のおっちゃんまで。 みんなで夜に星空を見に行く約束をしました~

宿舎前に集合し、懐中電灯を持って、近くの高台「尾山展望公園」に登る大人たち。 みんな童心にかえっているようで、期待に胸を躍らせる。

本当にきれいな星空。東京都であることを忘れる。

一緒に見上げている仲間たちが、みな旅行好きであるということもなんかいい。 望遠鏡があれば、完全にbumpの天体観測。

部屋に鍵はなく、睡眠時間もあまりとれないけど、大満足。 こういった出会いを大事にしたい。

【3日目】八丈島に帰還!青ヶ島で仲良くなったお兄さんとドライブ。

朝食を済ませ、島で唯一のお店の前で記念写真。 ブルジョワの方が、ヘリで八丈島に帰還するとのことでお見送り。

本日も快晴で船が就航する!ということで、名残惜しいけど八丈島へ戻ることに。 昨日会った仲間の数人は、青ヶ島に魅せられて連泊するとのこと。 連泊する仲間に見送られて出航。素晴らしい絶海の孤島。

後で知ったけど、青ヶ島には「番地」が存在しない。 住んでいる人全員の住所が「東京都青ヶ島村無番地」で、名前で届くそう。 常識が覆される。おもしろい。

適当に停めていた自転車も無事に回収(すまん)。 その後、帰りのフェリーで一緒だったお兄さんにお声がけいただき、八丈島をドライブ!

陽が傾き始めてから巡ったけど、太平洋の絶景が広がる「みはらしの湯」と、水着で入る風情ある露天風呂「裏見ヶ滝温泉」の2つの温泉に行けた! 一緒に焼き肉を食べて解散。お兄さんありがとう。

ノープランできた旅行でしたが、毎回誰かしらと一緒に過ごしている。島すごい。 今回泊まったお宿はこちら。

【4日目】八丈富士に登頂!自然いっぱいです。

今日は八丈富士に登る! 何も考えずに自転車で山の麓まで行く。

上り坂きつすぎ。 自転車ない方が良かった。

がんばって登り切り、八丈島を見下ろす。絶景。 道中、あおがしま丸の船で一緒だったインド人とも会った。 彼らは青ヶ島でキャンプしていたと。思わぬ再会。

近くの牧場へも足を運んでみる。 牧場のアイスってなんでこんなにおいしいんだろ。 みなさん車で観光されている中、自転車で旅をしていたので、 「自転車で来たの?そんな恰好で?」とラフな服装を指摘される。

かなり運動したところで下山。レンタルしていたチャリ屋さんに返却。 特に時間とか確認されなかった。

空港まで散策しながら歩き、東京都の島から東京都心まで帰還。

おわりに:東京都にある絶海の孤島へ。

「絶海の孤島」だけでなく、「選ばれし者だけが上陸できる島」「国内到達難易度MAX」「日本最後の秘境」など、様々な呼び名がついている青ヶ島では、かけがえのない出会いがあった。
特に約束をしていなくても、旅好き同士なのでどこかで再会できる。勝手に思っている。

天候に左右されたり、連休を確保しなくてはならなかったりと、大変。 それを達成した先に待つ予想をはるかに超える「出会い」をまた求めてしまう!

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