3度の旅行より飯が好き

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【鹿児島 / 奄美】奄美大島3泊4日!喜界島にマングローブ、愉快なおっちゃんたちに遭遇!

南国行きたい。あったかいとこ行きたい。

寒がりな人にとっては恒久の願い。

9月に行こうとしたら台風直撃して急遽予定変更を余儀なくされた、奄美大島・喜界島への旅行記

今回利用したパッケージはこちら
フライト:JAL659 羽田空港 12:20発 奄美空港 14:50着

フライト:JAL658 奄美空港 15:45発 羽田空港 17:35着
ホテル :ホテルウエストコート奄美

金額  :47,400円 /人 ※レンタカー付き!

【1日目】羽田~奄美大島

奄美大島は日本で3番目に大きい離島。沖縄島、佐渡島に次いで。

知らなかった。

ということで、羽田空港から直行便が出ている奄美空港へ。

直行便、レンタカー、新しいきれいなホテルがついて、47,800円!安い!


奄美空港に到着後、レンタカー屋さんの送迎バスで営業所へ。

受付時にクーポンももらう。 「もう来ることはないかと思いますけど、またなんかあれば使ってください」と。

なんでそんな低姿勢。

奄美大島の面積は大きく、移動が割と大変。

玄関口の空港は島の北東に位置し、宿などが密集している「名瀬港」は島の中心。


空港から1時間ほど飛ばして中心街に到着。 レンタカー必須。

途中、少し迂回して「あやまる岬」という美景な景勝地を訪問。

夕飯には、名物「鶏飯」をいただく!


ボトルキープの量も桁違い。

夕飯を済ませ、早めに宿へチェックイン。 翌日も朝が早い!

【2日目】おとなりの喜界島を探検!

奄美空港喜界空港へ!

今日は離島から離島へ。喜界島! 利用した空路はこちら。

往路
便  名:JAC3831
発着空港:奄美 - 喜界島
発着時間:09:05 - 09:25

復路
便  名:JAC3834
発着空港:喜界島 - 奄美
発着時間:16:45 - 17:05

28日前迄特割を使って片道6,700円。

プロペラ機で20分程度。

何が有名かと聞かれてもわかんないけど。

とりあえず行ってみる。

東経130°子午線モニュメント

到着後、空港兼売店みたいなところで自転車を借りる。
レンタサイクルだけでなく、お土産屋さんも料理も、このお姉さんひとりでやってる。

とりあえず、その辺に置いてあったような自転車をゲット!
ネット情報だと予約できなさそうで心配だったけど、そんな心配は杞憂に終わる。
 

いざ出発!と同時に小雨が降り出す。

南国なのにさむいいぃいと言って風を切って進む。
 

喜界島は卵形で、空港は南西に位置。 そこから時計回りに進んでいく(結構漕ぎ続ける)と、東経130°子午線モニュメントが!!

海沿いなのでかなり風強い。

全長3.5kmのシュガーロード

北端付近まで行き、島の真ん中を3.5kmのまっすぐな道で分断している「シュガーロード」へ

ちょうど晴れてきた!!最高!

いかにも島!って感じの道。

また、島の真ん中が谷になっており、ペダルをこがずに下り坂をおりてゆく。アオハル。

後半は自転車押して上るけど。

この一本道。美しい。

夏に来られたら、さらにテンション上がりそう。

ガジュマル巨木

その後、島の南部にある「ガジュマル巨木」へ

高さは17.7メートル、幹周りは16メートル、枝張りの直径は42メートルと大きく、樹齢は100年を超えるそう。

まあ登る。 良い感じで枝分かれがあり、ひょいひょい登る。 島の巨木って、なんか神秘的。

黒糖作りの職人さんとの出会い

その後、島の南端の道を進み空港に向かっていると、ちらちら見てくるおっちゃんと目が合う。

なかなか見ない若僧を珍しがっているのか。 声を掛けられる。


「おーい、黒糖たべていかんか?」

いただきます!と即レス。テンションがまた上がる。


おっちゃんは喜界島で黒糖作りをしており、世界で唯一の石灰を使わない純黒糖を製造している方

なんと光栄なこと!

話を聞いていると、東京や大阪にて息子さんたちが出店しているそう。

ジップロックいっぱいに純黒糖をもらう。

また、お庭や家の中を紹介してくれた。

机やいす、「こんなものまで!」というモニュメントなど、全部手作りということでびっくり。 職人さんという言葉がぴったりな職人さん。

「おっちゃん、いろいろ自慢したくてさ」と語る口調がとても愛らしく、終始にこにこしてお話を聴いていた。

後で調べてみるとすごい人だった。

喜界島のさとうきびジュース

おっちゃんの黒糖をもって空港に戻り、飛行機の時間まで先ほどの売店で過ごす。

とりあえずさとうきびジュース」を飲みたくなり、お姉さんに注文。

さとうきび削るとこ、見ます?」と聞かれ、見たいです!!と返事。


さとうきびを機械入れて、下からいかにも甘そうなジュースが出てくる。しぼりたて。

生臭いかとも思ったけど、そんなことは全然ない! 糖度マックスのおいしいジュース。


お姉さんはいろいろ忙しそうだったけど、私の他愛ない質問に笑顔で答えてくれた。

もともとは島を出て働いていたものの、家族の病気で故郷へ帰ってきたのだとか。

伸び伸びと地元で過ごせるのは素晴らしいと思う反面、島という閉鎖的な環境。 どのような将来像を描いているのだろう。


その後、喜界島の全景を見ながら、奄美大島に帰還。

空港から中心街まで車で戻る。

 

【3日目】奄美大島をドライブ!

マングローブ散策

今日はマングローブツアーを予約していた(前日の夜に予約した)。

島の中心部から、南に車を走らせる。


自分で漕ぐスタイルは初めてだったので、期待が高まる。
今回予約したのはこちら。

簡単に講習を受け、いざ着水! 意外と進む!

ただ、パドルを水面から出す際に、どうしても水がかかる。

淡水ならまだしも、海水をくらうのはテンション下がる。

寒いからコートとか着てるし。

早く戻ったろ!と思ってぐんぐん進む。

しかし、他のツアー客とぶつかったり、道を譲ったりで、ゆっくり楽しむことに。


方向転換が難しく、早く戻ると鼻息を荒くしていたものの、戻ったのは一番最後。

みんな帰ってた。

クレイジーなおっちゃんとの出会い

その後、まだ見ぬ奄美大島の西側を開拓!

滝やガジュマルブランコを楽しみつつ、「白い砂とエメラルドグリーンの海」が売り文句の「タエン浜」へと向かう。


車を降りて浜を散策しようとすると、軽食を営んでいそうな小屋を発見。

覗いてみると、またもやおっちゃんと目が合う。

すると、おっちゃんが「コーヒー飲んでいかないか?」と。

この後、2時間ほどここに滞在。

おっちゃんは40年ほど東京で寿司職人をやっており、今はここタエン浜で「いかり屋」を営んでいる。

奄美大島の魅力だけでなく、今後の社会情勢やお仕事のこと、人生観まで話してくれた。


とりあえず、奄美大島の不動産は「買い」とのこと。

今後急騰するから今のうち!と地元民ならではの声が聴けた。

このおっちゃん目当てで、夏に海水浴に来る方も多いらしく、名物になっているそう。

ぶっとんだおっちゃん。


その後、自作のハブ捕り機を紹介してくれ、デモンストレーションまで拝見。 1匹捕まえて役所にもっていくと、3,000円もらえるとのこと!

命がけとはいえ、これでお小遣い稼ぎをしているそう。

小屋の前の浜も案内してくれ、釣り人がいれば「お~○○さん、今日はどうかね」など、気さくに話しかけてた。

また、このおっちゃん、顔が広いようで、都内でステーキ屋さんをやっている大将を紹介してくれた。

まだ行ってないけど。


刺激になる話を伺い、卓越した価値観に触れ、いい出会いだったと心から思えるおっちゃん。

奄美大島のサンセット

おっちゃんと話しこんでいると陽が傾き始めていたので、ひたすら北上し、夕日を見ようという作戦に移る。

奄美大島は日本の中でも西に位置しており、日の出も日の入も遅い。


しかし、夕日の絶景スポットは少し遠い。

現在いる浜でも多少見ることはできるが、もっときれいな夕日を見たい!奄美大島最後の夜だし!

ということで、名瀬中心部に近い「大浜海浜公園」に向けて爆走。

陽が沈みかけてる~とか思いながら、到着したときには日没してた。

水平線上の燃えるような赤、めっちゃきれいだった!

ここで時間を稼げた分、夕飯の時間は珍しくゆっくり確保。

今回の夕食処はこちら

お酒の種類が豊富!

【4日目】奄美大島の観光スポットへ!

ハブセンター

いつも通り、行程を決めずに迎えた最終日。

とりあえず名瀬港周辺を車で走らせると、「奄美観光ハブセンター」を発見。

威勢のいいおばちゃんに連れられ、500円払って入場。
 

ハブによる被害件数等のデータが示されており、手書きによる案内も多くあった。

100円払って見られるレアな光景も展示してた。みなかったけど。

その後、おばちゃんに連れられ、「ハブとマングースのショー」を見ることに!

さすがにビデオ上映。そして、


何言っているかわからない。

方言きつすぎて、3割くらいしか把握できない。

ただ、古い映像とはいえ迫力あり!

惜しげもなくハブをつかんで扱っている姿はすごいな~と感心。

ハートロック

観光センターを出発。
道中の酒造見学をしつつ、最終目的地であるハートロックへ。

本当にハートに見える!


その後、ビーチで季節外れのかき氷を食べるなどし、空港へと向かう。

島のドライブは最高◎

おわりに:次の連休は、ぜひ「あたたかい」奄美大島へ!

やはり島は楽しい。 気候はもちろん、どこか「あたたかさ」を感じる。

次はどこの離島に行こうか、地図を見てにやにやしたい。

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